転職の面接で「退職理由」をどう答えるか
転職のための面接や、前職を退職し無職の状態で受ける面接では、必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。
それが、前職をやめた理由です。
面接官からすると、自分たちが採用を決めた後に、たいした理由もなしに、あるいは、さほど重要ではない理由で、またすぐに退職されては困ってしまうので、質問するのでしょう。
また、あなたが前の不満に思っていた点について、自分の会社が、満足な状態を提供できるかどうかが知りたいということもあるでしょう。
しかし、受験者の側からすると、正直に答えるべきか否か、選択に迷うところです。
「体力的について行けなかった」や、「人間関係がうまくいかなかった」などの理由は、実際の理由としてはよくあるもので、正直な答えということになるでしょう。
しかし、このような答えは、一般的に言って納得できるような具体的な状況を一緒に説明できないなら、あまり適した答えとは言えません。
具体的な状況というのは、例えば、「毎月の残業時間が200時間以上もあり、体調を崩してしまった」というような、ことです。
しかし、こうした事情については、とくに人間関係については、あまり詳しく説明できませんし、すべきでもありません。
では、どうすれば良いのでしょうか。
無難な答えとしては、例えば、仕事についての姿勢や将来へのビジョンの違いや、自分の得意分野やスキルをいつまでも生かせる見込みがない、など、会社と自分の進む道が違うという認識に至ったことなどを、理由として述べるのが良いでしょう。
そして、新しい会社には、その点を期待していることを伝えましょう。
しかし、同時に、それがいますぐ満たされたり、完全に満たされたりするような、過度の期待ではないということを、先に断っておくと、なおよいと思われます。
ところで、ここでは、面接をうまく行かせるコツを書いているわけですが、もし、自分が会社に望むものと、会社があなたに望むものの間で、合意が得られないようなら、いさぎよくあきらめるのも大切なことです。
極端な話になりますが、例えば、残業時間が月に100時間で体を壊して前の会社をやめた人が、残業200時間の会社に入ろうとするのは、どう考えても間違いだからです。
ただ転職ができさえすれば良いというわけではないことを、忘れないで下さい。
また、面接官は、退職理由の内容を確認してもいるのですが、あなたがどんな風に答えるかも見ています。
答えるべき理由をしっかり考えておいて、自信を持って、あせらず堂々と答えることが、とても大切です。
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