転職先でのトラブルに対処するには(2)
転職が成功したとしても、残念ながら、転職後についても、すべてがうまくいくとは限りません。
転職先でのトラブルの典型的な例について、考えてみましょう。
【仕事の進め方を教えてくれない】
入社した会社でその職種が未経験の場合などは、職種にもよりますがOJTあるいはoffJTによる導入研修が行われる場合があります。
けれども、経験者としての転職の場合、こうした研修は、ほとんどなしということも少なくありません。
そうしたときには、仕事内容の説明があったとしても、アウトラインのみという程度になるでしょう。
たとえ、すでに「経験あり」の人間として、同じ仕事を別の会社でする場合でも、以前と同じように仕事が進められるとは限りません。
会社によって仕事のやり方が違っていたり、対象となる顧客や、取り扱っている商品が違うという場合が、ほとんどと言って良いでしょう。
転職したすぐ後では、果たして何から手を付けたら良いのか分からないで、どうしてもとまどってしまうことが多くなるものです。
もし、新しい会社で研修がなかったり、あってもごく短いものでしかないのならば、新しい環境での仕事の進め方は、自分で自主的に覚えていくということになります。
新しい仕事場での商品知識についてや、最新の技術などの資料を与えられたは良いものの、読んでも理解できなければ、上司や同僚に率直に質問してみましょう。
分かったような顔をして、見栄を張っても、後で困るのは自分です。
また、落ち着いて同僚の仕事の仕方を見ていれば、新しい会社の仕事を進めるうえでの基本的なルールは、自ずと把握できていくに違いありません。
早く仕事を覚えようとして、焦りすぎてしまうのも問題です。
周りの人たちは、あまりに詰め込みすぎるのもまたプレッシャーになるだろうとも考えているものです。
一生懸命に取組みながらも、息抜きも入れていく。
そういうバランス感覚を大切にしましょう。
【任された仕事がいきなり重すぎる】
新しい職場では、ある程度、仕事になれてくるまでは、他の同僚の補助をするような仕事が中心になることが多いでしょう。
けれども、場合によっては、単純ではあっても作業量が膨大で残業が必要だったり、あるいは、経験がないような、かなり難しい仕事を任されたりすることもあるかもしれません。
もしかすると、あなたがどの程度のやる気をもって仕事をしているかや、あなたの仕事をこなす能力、問題を解決する才覚を、試しているのかもしれません。
しかし、多くの場合は、単に、時間やマンパワーの不足が問題になっていて、ひとまず任せるという形が多いと思われます。
こうした場合は、できないとばかり言っていても駄目ですが、最後の最後になって、結局、間に合わないだとか、できないだとかと知らせるようでは、社会人失格です。
仕事の基本とも言えますが、ある程度は懸命に取り組んでみて、途中経過を、その都度、上司などに報告しておきましょう。
経験者とは言え新人には思い仕事だということは、上司や同僚も認識しているものです。
しかし、あまりに忙しいと、そのことも忘れて、自分の仕事に没頭してしまうこともしばしばですから、報告は必須であると言えます。
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